スケボー初心者が絶対に覚えておくべき基礎知識①(デッキの前後)

いくらオーリーを練習してもなかなか出来る様にならない・・・と悩んでいる方、それ以前にこんな落とし穴にはまっていないでしょうか?
初心者がやってしまいがちなミスの一つに、スケボーの前(ノーズ)と後ろ(テール)を確認せずに練習しているという事があります。
デッキ(板)の前と後ろでは形や長さが違うため、オーリー(ジャンプ)の練習をしている場合だとデッキを蹴るタイミングが変わったり、必要な力が変わり、上達が遅れる原因になってしまいます。
実はトリックに向いているデッキの特徴として、ノーズが長くなっていてオーリーの時に刷り上げやすく、テールは比較的短い形状になっていて、少ない力でも蹴る事が出来る様になっています。

 

STEP1 デッキのグラフィックで見分けよう!

デッキにグラフィックが有るものは、すぐに前後を見分けることが出来ます。
例えば・・・

こんな風に縦にグラフィックが入っている物は、正面から見て上になる方が前(ノーズ)です。
それでは横向きのグラフィックではどうでしょうか?
     
こうなります。文字やグラフィックを正面から見て左側が前(ノーズ)です。

STEP2 デッキを測って見分けよう!

グラフィックが無いデッキの場合は、ぱっと見ただけでは前後が分からないと思います。
 
その場合は、デッキの”ある”部分をメジャー等で測ることで見分けることが出来ます。

             
ビスの穴から、デッキの先端までの長さが、長い方が前(ノーズ)です。
また、地面とデッキの先端との距離を測る方法も有ります。
   
ノーズの方が長いので、自然と地面との距離が長くなります。
慣れてくれば、デッキに乗って足を置くだけで判断できるようになりますよ。

STEP3 前後を見分けやすくしよう!

ここまで前後の見分け方を説明してきましたが、滑っている途中で毎回裏返したり、長さを測ったりするのでは大変ですよね。
そこで、簡単に見分けやすくする方法をご紹介します。
まずは、デッキテープ(乗る側についているヤスリ状の物)の貼り方を工夫して見分ける方法です。
   
このように1本ラインが入るように、デッキテープを貼らない部分を残して貼る事で前後を見分ける方法です。
これは最も簡単で愛用者が多い貼り方ですが、更に工夫して貼ることでオリジナリティを出すこともできます。

既に貼ってあるデッキテープをカッターで切ろうとするとなかなか綺麗に切れないので、事前にテープの貼り方を決めておいて、お店の人に頼んでみましょう。1本ラインくらいであれば、大体どこでも対応してくれるはずです。
         
            
他にはこういったデザインの入ったグリップテープや、色のついたビス等を使用することで見分けやすくする事も出来ます。
バリエーションは沢山あるので、自分だけのオリジナルスケートボードを組んでみては如何でしょうか。
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